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CASE STUDY活用事例

お話を伺った方株式会社七星科学研究所 狭山工場長 田口様
社名

株式会社七星科学研究所

事業内容
通信機器・産業機器・医療機器・電源設備・測定機器・電子機器用などの各種コネクタの開発製造販売およびダイカスト鋳造、光通信機器の開発製造販売を手掛ける企業様です。
従業員数
280名(令和6年4月現在)

御社の事業内容を簡単に教えてください。

弊社は狭山市に生産拠点を置く280名の会社で、通信機器・産業機器・医療機器・電源設備・測定機器・電子機器用などの各種コネクタの開発製造販売およびダイカスト鋳造、光通信機器の開発製造販売を手掛けています。1943年の設立から81年、主力3事業である《コネクタ》《ダイカスト》《情報通信》を中心に、めまぐるしい速さで変化する現代社会の中にあって、変化を機敏に感じ取り、環境にやさしい製品づくりとモノづくりを目指し、オンリーワン企業へのチャレンジに邁進しています。

装置ネットの使用を始めたきっかけ どこで出会った? どうして使おうと思った?

社内で多品種小ロットの製品の自動化に課題を抱えておりました。多品種製品にどう自動化をするか展示会や既存の業者さんへ相談していましたがアイデアが浮かばず行き詰っていたところ、サンテックスさんの装置ネットを紹介いただき登録致しました。

装置ネットで解決した御社の課題をお教えください。

社内の課題は、多品種小ロットのコネクタ製造です。

コネクタにはオスとメスのコンタクトピンがあり、さらに機種ごとに絶縁体(青い樹脂)に差し込むコンタクトピンも異なります。作業者はコンタクトピンの方向を合わせながら、絶縁体に1日に約8,000本の挿入作業を人手で行っていました。

品種ごとの単純作業を機械化できれば、人件費削減や挿入不良の削減、品質向上につながります。社内では自動化に向けて取り組んでいましたが解決できませんでした。

装置ネットを用いて、どのように課題を解決しましたか?

小ロットの商品はどうしても人手に頼らざるを得ない非常に根気が必要な作業でした。そこで装置ネットを紹介していただき応募いただいた装置メーカー様の提案により画像装置とパラレルリンクロボットを組み合わせることによって多品種小ロットに対応できるアイデアが湧いてきました。

自動化により、作業者の習熟度による作業方法や作業時間のバラつきが解消され、製品組立の流れも変わり、短納期対応も可能になりました。さらに、作業効率化だけでなく、作業者は手先の細かい作業や繰り返し作業から解放され、目や精神的な疲労も軽減されました。

以前の手作業には戻れないとの声も聞こえ、『ゲンコツ君』の愛称で現場に馴染んでいます。                                            

装置ネットの登録を迷っている方へ一言

営業の方の紹介やインターネットでの検索や既存の業者とは異なり、案件を登録することで自社内の課題に対して、思いがけない企業からの応募・提案へ繋がります。また、高い専門性を持つ人に仕事を発注したい責任者、経営者の方にもおすすめです。会員登録、月額もかからないため、装置ネットを通じて新たなビジネスチャンスを探し、有益な人脈を築いてみてください。

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